社会保険について

2020年6月23日 2020年6月23日

小野里実

社会保険の基礎についてです。

社会保険の種類

社会保険は、厳密には健康保険、介護保険、厚生年金を社会保険と言います。
でも、労災保険、雇用保険の労働保険も含めて社会保険と言うこともあります。

国民健康保険も社会保険の１つになりますが、国民健康保険は自営業者、健康保険に未加入の人、無職の人が対象になります。
日本は、何かしらの医療保険に加入することになりますので、健康保険等に加入していない人の受け皿になります。

国民年金も社会保険の１つになりますが、国民年金は自営業者、健康保険に未加入の人、無職の人が対象になります。
また、厚生年金保険に加入している人は、国民年金にも加入しています。
なお、厚生年金に加入している人の扶養されている配偶者は国民年金に加入していますが、保険料は免除されます。

労働保険は、1人でも労働者がいれば加入することになります。
社会保険は、法人の場合は社長1人でも加入する必要があります。
個人事業の場合は、一部の事業を除いて5人以上の労働者を雇っていた場合、加入する必要があります。

国民健康保険は、原則、労働者ではないため、休業補償などの補償がありません。