給与計算とは
給与は、従業員を雇っている会社であればどこでもあるものです。
給与計算ソフトを使用していても、給与計算の仕組みがわかっていないと間違っていることがあります。
ましてや、手書きで給与明細を作っているところや、エクセルで計算しているところは、ほとんど間違っていると言っても過言ではありません。
3つの項目
給与計算を行う上で、大きく3つのカテゴリーに分かれます。
1.勤怠項目
勤怠項目は、出勤日数、欠勤日数、労働時間、残業時間などの項目になります。
なお、残業をするためには、時間外・休日実労働に関する協定いわゆる「サブロク協定」を締結し、所轄の労働基準監督署へ届け出をする必要があります。
2.支給項目
支給項目は、基本給、通勤手当、残業手当などの項目になります。
アルバイトの人などは、勤怠項目で出勤日数に応じて通勤手当が支給されることもありますし、残業手当についても勤怠項目の残業時間数に応じて残業手当が計算されると思います。
3.控除項目
控除項目は、社会保険料、所得税、住民税の項目になります。
なお、社宅家賃などを控除することも可能ですが、その場合は、賃金控除の協定書の締結が必要になります。
協定を結ばずに、社会保険料、所得税、住民税以外のものを控除すると労働基準法違反になりますので注意してください。