従業員が行方不明になったときの対処法
飲食店の従業員が連絡がつかず行方不明になってしまった場合、店舗運営に大きな影響が出ることもあります。ここでは、実際の対応手順や注意点を、解説します。
目次
安否確認と連絡の試み
最初の対応としては、本人への連絡を試みることが大切です。
飲食店では、いわゆる「バックレ」、「飛ぶ」ことは日常茶飯事で慣れてしまうところがありますが、本人がトラブルや事故に遭っている可能性も考慮するためです。
- 電話やメール、LINEなどの連絡手段を利用し、出勤状況や体調について確認しましょう。
- 連絡が取れない場合は、自宅へ訪問、従業員の家族や緊急連絡先に連絡をとってみましょう。
社内での確認と記録の整備
連絡がつかない状態が続くと、無断欠勤と判断せざるを得ません。
- 連絡の試行履歴(電話の着信記録、メールの送信履歴など)を必ず記録しておきます。
- 店舗内の連絡網やシフト表など、どの配置がどのような対応をしたかも整理しておくと、後の証拠になります。
就業規則の確認と対応方針
行方不明が一定期間(例えば14日以上)続く場合は、就業規則に基づいた対応が必要です。
就業規則に「無断欠勤が〇日以上続いた場合は、本人が退職の意思表示をしたものとみなす」旨の規定があれば、その規定に従って手続きを進めます。
規定がない場合は、以下の法的手続きをしないかぎり、退職も解雇もできなくなりますので、今後のトラブル防止のために、早急に見直しも検討しましょう。
法的手続きと公示送達の可能性
連絡が全くない場合、法的には意思表示が本人に到達していないと判断されることもあります。
このため、裁判所を通じた公示送達するなど、法的な手続きを踏むことも考慮する必要がありますが、実務上はコストや手間がかかるため、事前に規則的に行方不明になったときの退職の条項を明確に定めることが必要です。
最後に
行方不明の従業員がいる場合、まずは本人や家族への連絡をしっかりと行い、記録を残すことが重要です
。
このように、事前の準備とな対応が、非常時のトラブルを早急に守る鍵となります。
飲食業界の現場では、シフトで管理されている多ことが多く、従業員の欠員が直接売上に影響することもあるため、日頃からリスク管理を徹底することが求められます。